Mindi Side Board《Toppe》
高級家具の象徴ともいえるサイドボード。 背が腰高の収納家具で、その腰高の高さは使い勝手がよく、さまざまなものを置いたり飾ったりするのに適しています。 サイドボードはインテリア性を引き立ててくれ、ラグジュアリーな雰囲気を演出してくれます。
元々サイドボードはキッチンで使用されておりました。 調理スペースの補助的なテーブルとして使用したり、キッチンやダイニングテーブルに近い高さで調理には使い勝手がいいわけです。 しかしながら時代は変わり、明治時代以降、西洋の文化や建築スタイルが取り入れられダイニングルームやリビングルームなどそれぞれ部屋を分けていたのが、 現在になるとLDKの一続きの広い空間が主流となりました。
サイドボードもキッチンだけのものではなくなり、 腰高の高さが装飾に適しておりリビングでも活躍するようになり、リビングボードともいわれるようになりました。 もちろんキッチンでも電子レンジや炊飯器、ケトルなどのキッチン家電を置いたりなど、使い勝手も良く、 インテリア性も高く、多く親しまれております。
ミンディ材は、家具や彫刻などに使われる木材でヨーロッパ諸国で広く利用されています。 厚みが必要な家具の加工や彫刻家具などにも適しています。 美術品に使われることからもわかるように、ミンディは長持ちさせることを前提に使用される木材で、 一つの家具を長く使いたい方にも向いています。 古代から、この木材は家具、建築材、船舶、彫刻、楽器などに広く利用され、 伝統的な家具や寺院の建築にも使用され、その美しさと耐久性が評価されていました。 近年、ミンディ材は世界的に注目されており、家具製造業者やデザイナーによって再評価され、 環境に配慮した材料として、持続可能な森林管理の一環としても重要視されています。
ミンディは比較的早い成長サイクルを持つ木材であり、伐採後に再生されることができます。 そのため森林資源の持続可能な利用として、SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成にも役立つことで近年益々注目されている素材です。
チークに似た美しい木目を持ち、『すらっと流れるような模様』が特徴で、 色合いはナチュラルテイストな空間を演出してくれます。 チークやマホガニーと比べると柔らかめで多少肌目が粗い部分がある木材ですが、 経年変化も美しく磨き上げることで高級感が増していきます。 ミンディ材は、主にインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ミャンマーなどの東南アジア諸国で自生しています。 沖縄の一部の地域でも生育しており、和名は「栴檀(センダン)」と呼ばれています また、粘りがありますので、高級楽器の材料としても用いられています。 ミンディ材は、その美しさと実用性から、多くの人々に愛されてきた木材です。
仕上げはブラックウォッシュ塗装が施されております。 ブラックウォッシュ塗装は、木材の自然な木目を活かしながら、 木材の表面に塗料を塗ることで、木材を保護し、デザイン性、耐久性などを高める効果があります。
黒色の塗料を木材に塗り、まだ乾いている間に余分な塗料を拭き取ります。これにより塗料の色が木目に沿って均等に浸透し、木材の質感と模様を引き立てます。
ミンディ材は、弊社でも取り扱いが多い世界三大銘木チーク材と比較しますと少し安価ですので、 厚みのある無垢材を活かしたデザインのものが多くございます。 こちらのサイドボード《トッペ》も基本的には無垢材ですが、天然木故の反りや割れなどの変化が生じやすい箇所である、両サイドの扉面と天板框組中央の鏡板は「突板」を使用いたしております。
突板(つきいた)は、無垢材を薄くスライスした木材で、合板の下地の表面に貼ってあります。 ミンディ材の質感や美しい木目に直に触れてお楽しみ頂けます。 突板は変形しにくく、割れや欠けが起きにくい特徴があります。基材が合板の場合、複数の薄い板を木目が直交するように張り合わせてあり、変形に強いです。 また、木材の軽量化や効率的な製造プロセスにより、環境への負荷を削減できます。
他のインテリアの邪魔をせず、空間に溶け込み、統一感が生まれるシンプルなデザインで、 無駄な装飾を無くし、ミンディ材の質感を引き立てます。無垢材の木目や色合いは、自然の美しさを感じさせ、温かみをもたらします。 またミンディ材の質感は触感にも影響を与え、無垢材の表面は滑らかで温かみがあり、触れる度に心地よさを感じます。 日常的に触れる家具なので、木の質感が快適さを高めます。
扉、引出しの取っ手はミンディ材の無垢で製作されており、《トッペ》のデザインの象徴となります。 シンプルで過度な主張もございませんが、さり気ないアクセントとなっております。
ナチュラルなお色ではありますが、無垢材ですので重厚な雰囲気がございます。脚もないように見えるのでより重厚感が増します。
実際には2cmの低い脚が8カ所付いております。しっかりと支えておりますので、収納が増えて重量が増しても歪みにくくなっております。 また脚が本体を守りますので、移動の際に引き摺っても耐久性がございます。
中央には大きな引出しが3つ付いております。 ハンドルもレールも金物ではなく木製ですので、出し入れするたびに質感が心地よい本物の木に触れ、安らぎと温もりを覚えます。
扉の中には一枚の棚板により空間が2つに分けられてあります。 棚板もミンディ材の無垢です。インドネシアの木製家具らしく、可動棚ではなく、固定されております。
扉の可動を支える丁番はソフトクローズ機能が付いております。 ソフトクローズ(Soft Close)は、扉や引き出しをゆっくりと静かに閉める仕組みです。通常、扉や引き出しは力を加えると勢いよく閉まるため音や振動が発生したり、急速に閉まる際に指や手を挟んでしまう危険性もあります。ソフトクローズ機能は、扉が閉まる直前にブレーキがかかり、最後まで確実に閉まる便利で安心な機構です。閉まる際の騒音を防止し、衝突音や指挟みを防ぐためにも役立ちます。
木製家具らしく完成体でのお届けとなり、開梱・設置サービス対象商品となります。 重量のある大型家具ですが、ご安心ください。脚の裏にはフェルトを貼っておりますので、移動の際には引き摺って頂けます。
詳細情報
◆商品名 ミンディ・サイドボード《トッペ》
◆サイズ W 160cm/D 50cm/H 80cm (商品の特性上、若干の誤差はお許し下さい)
◆素材:ミンディ材(無垢/突板)
◆送料:無料
お届け先が以下の地域は追加送料が発生します。
北海道\4,000、沖縄\8,000、離島はお見積させていただきます。
◆お届け期間:ご注文日より6営業日以内に発送いたします。
(銀行振込の場合はご入金確認後となります。)
◆注意:初期不良、またはお客様ご都合のご連絡の受付は、お届け後1週間以内とさせて頂きます。
商品到着後、すぐにご確認下さいますようよろしくお願いいたします。
◆追記:自然素材を用い、手作業にて作られております。性質上、小傷や歪みなどがございますことご承知ください。