Bentwood High Stool《L001》
しなやかな曲線を描くフレームと、軽やかなラタン座面が美しく調和したスツールです。 無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインは、置くだけで空間に洗練された印象を与え、どんなインテリアにも自然に馴染みます。
ベントウッドチェアとは、蒸気で木材を柔らかくし、型に沿って曲げて成形する「曲げ木(ベントウッド)」技法で作られた椅子のことです。 軽くて丈夫、そして美しい曲線を持つことから、ヨーロッパのカフェやパブで長く愛され、現在もアンティーク家具の定番として人気があります。
カフェ文化とともに世界へ普及。
「カフェのために設計された椅子」とも言われるベントチェア。 カフェ文化の中心地ウィーンで人気に火がつき、1850年ウィーンの社交場「カフェ・ダウム」に納品されたトーネットの椅子が大評判となり、 「カフェといえばベントウッドチェア」というイメージが確立、ここから世界中のカフェへ広がっていきました。 曲線が美しく、視覚的に軽やかで、どんな内装にも馴染むため、カフェの雰囲気づくりにも最適でした。 そのためパリのビストロや芸術家のアトリエにも広まり、文化的象徴としての地位を確立しました。
しなやかにカーブしたフレームラインは、視覚的な軽さと上質な雰囲気を同時に演出します。 細身でありながら存在感があり、置くだけで空間に洗練されたアクセントを加えてくれます。 ミニマルなインテリアから北欧・ナチュラルテイストまで、幅広いスタイルに自然と馴染むデザインで空間に柔らかさと上品さを与えます。
軽量で扱いやすく移動や掃除もスムーズ。
曲げ木は強度を保ちながら軽量で、女性でも片手で持ち運べる扱いやすさが魅力です。 レイアウト変更や掃除の際もストレスなく移動でき、日常使いにぴったり。店舗やカフェなど、頻繁に配置を変えるシーンでも活躍します。
コンパクトで圧迫感のないデザインは、玄関の腰掛け、リビングのサイドチェア、キッチンカウンター、カフェスペースなど、用途を選ばず活躍してくれます。 空間に自然と溶け込みながら、使うたびに心地よさを感じられる万能な一脚です。
「軽くて強い」設計。
ベントウッドの特徴としてよく言われるのが“軽量なのに堅牢”という点があります。 普通の家具は、パーツ同士をカットして継いでいくので、どうしても「継ぎ目」が弱点になります。 一方、曲げ木は木材を蒸して柔らかくする型に沿って曲げる、乾燥させて、その形のまま固めるという工程で作られ、 繊維が連続したままカーブしているので、荷重に対してしなって受け止めることができ、割れにくく変形しにくい構造になります。
また止まり木と言われる座った際に足を置く桟が、脚をぐるっとつなぐ円形で取り付けられてありますが、 デザインのアクセントも兼ねているのと同時に、構造的にもかなり重要な補強部材として活きております。 4本の脚を止まり木で一体化することで、横揺れやねじれに強くなり、荷重が全体に分散され、細身のフレームでも高い強度を維持することができます。 ベントウッドの家具がアンティークとして現存する個体が多いのもその証拠です。
“静かに佇む”メープル材
明るく上品な色味でどんなインテリアにも馴染むメープルは、木目が細かく表面がとても滑らかなのも特徴。触れたときの“すべすべ感”は他の木材にはない魅力といえます。 オークやウォールナットのように木目が強く主張しないため“静かに佇む”ような上品さがありミニマルな空間づくりにぴったりです。主張しすぎない繊細な木目が、空間に落ち着いた印象を与えます。
メープルは広葉樹の中でも特に硬く、衝撃や摩耗に強いハードウッドとして知られております。 また含水率の変化に強く、反りや割れが起きにくいのが特徴です。湿度の高い日本の環境でも安定して使えるのは大きなメリットです。
また硬いのに繊維がしなやかで粘りがあるという珍しい性質を持っておりますので、曲げ木加工にも向いていて曲線フレームでも強度をしっかり保てます。 木肌がとてもきめ細かく滑らかで汚れが染み込みにくく、日常のメンテナンスもしやすく、使い込むほどに色が少しずつ深まり艶が出てくるという“美しい経年変化”を楽しめる木材ですので、時間と共に味わいが増す家具となります。
塗装は木目を隠す“塗りつぶし塗装”を採用し、表面は均一で美しい仕上がりで、耐久性の高いウレタン塗膜が、日常使いの傷や汚れからしっかり守ります。 メープルは木肌がきめ細かいので滑らかな表面になり、「木なのに木に見えない」という質感は、まさにメープルの得意分野で“木の高級感 × モダンな塗装”の両面を持ち合せており「上質でミニマル」という雰囲気はメープルだからこそです。
そんなメープルの木目にはブラックが驚くほど綺麗に乗ります。ブラックの“重さ”を感じさせない、軽やかな印象になり、ブラック塗装は重厚になりがちな面もありますが、 明るい木肌がベースにあることで、黒でも重く見えず、洗練された軽さが現れます。
メープルは曲げ木との相性が良い素材ですので、そこにブラック塗装を施すと、曲線のラインがよりシャープに際立ち「線の美しさ」を見せるデザインには最高の組み合わせとなります。 ブラック塗装の美しさを最大限に引き出せるのは、メープルならではです。
通気性の良いラタン座面で季節を問わず快適。
座面には天然素材のラタンを採用し、通気性に優れた快適な座り心地を実現。 夏場は蒸れにくく、冬場は素材の温もりを感じられるため、一年を通して心地よく使用できます。 自然素材ならではの風合いが、空間に柔らかさと温かみをプラスします。
ラタンは自然素材ですので、触れたときの温かみや柔らかい表情が魅力。 ブラック塗装のフレームと組み合わせると、“冷たさ”と“温かさ”のバランスが絶妙で、空間に上質な雰囲気が生まれます。 引っ張りや曲げに強い天然素材で、軽量でありながら耐久性に優れたラタンは、長く使える実用的な素材です。
ラタンの柔らかな表情と、メープルの上質な木肌。そこにブラック塗装のシャープさが加わることで、「自然の温かみ」と「モダンな洗練」が同時に成立し、空間に“静かな高級感”を生みます。
ラタンの皮(ピール) を細くスライスした素材で編まれてあります。強度が高く、しなやかで、表面が滑らかで美しく、 編み込みに最適な天然素材です。多くの家具の座面に使われ、古くから世界中で親しまれてます。 そしてその一本一本が人の手によって編み込まれてあります。とても大変な技術と労力が必要で、あたたかい人間味が伝わります。
ラタンは六つ目編みと言われる編み方です。 蜂の巣のような六角形が連続するパターンで、軽さ、強さ、通気性 のバランスが最高の編み方です。 六角形は力を分散する構造だから、座ったときにしなりつつも、しっかり支えてくれます。 見た目が軽やかで上品で、空間に“抜け感”が生まれ、ミニマル・北欧・カフェスタイルと相性抜群です。 手編みの中でも手間がかかる編み方で、一本一本テンションを調整しながら編む必要があり、機械化がほぼ不可能な手仕事となります。
座面のラタンには、本来の天然の艶に、汚れ、ささくれの防止や色の安定、耐久性アップのためのコーティングによっての艶の両方があります。 メープルのブラックのマットで光を吸う質感と、座面のラタンの艶は光を反射する質感、これらの質感のコントラストがとても美しく、 そのギャップが視覚的なリズムを生み、家具として“高級感”を生み出します。
ラタンの艶がアクセントとなり、重くなりがちなマットブラックを見事に中和し、視覚的に抜け感が生まれ圧迫感が減り、黒い家具なのに軽やかな印象を与えてくれ、 マットブラックの“無機質さ”と、ラタンの“有機的な艶”が組み合わさることで空間に温度感が生まれ、天然素材の艶が“生きた表情”を創ります。
ラタンの下にはクッション材としてウレタンフォームが仕込まれてありますので、ラタンのしなりとウレタンのクッション性が重なり、座った瞬間の“ふわっと感”が増します。 また長時間座っても疲れにくく、耐久性も上がり座面の形が安定しやすくなります。
「天然素材の軽やかさ」+「クッションの快適さ」 という大変贅沢な仕様となっております。
詳細情報
◆商品名:ベントチェア《PJ-L001》ハイスツール
◆サイズ:W35cm/D35cm/H66cm/3.5kg
(ハンドメイドですので若干の誤差はお許し下さい)
◆素材:メープル/ラタン/ウレタンフォーム
◆製造元:中国
◆送料:無料です。
お届け先が以下の地域は追加送料が発生します。
北海道¥2,000、沖縄¥3,000、離島はお見積させていただきます。
◆備考:ハンドメイドの家具の特徴として、少々の歪み、少傷がある場合がございます。


